第7回 JALAS 日本脊椎前方側方進入手術学会 [The 7th Japanese Research Society for Anterior and Lateral Approach Spinal Surgery]

会長挨拶

この度、第7回日本脊椎前方側方進入手術学会(JALAS)を2021年1月30日(土)に、JPタワーホール&カンファレンス(東京都千代田区丸の内)で開催させて頂きます。今回は研究会から学会になって初めての記念の会となります。新型コロナ感染の状況を鑑みまして、オンサイトとWebのハイブリッド形式で開催させて頂きます。本学会を主催させて頂ける事を大変光栄に存じます。

日本脊椎前方側方進入手術学会(旧称日本脊椎前方側方進入手術研究会)は、2014年の設立以来、年1回の研究会をはじめ様々な場面で脊椎前方側方進入手術(Anterior and Lateral Approach Spinal Surgery:ALAS) についての理解や交流を深め、training制度の確立やopen-ALAS、MIS-ALASに関する分野の発展に貢献してまいりました。

ALASの発展は目覚ましく、近年ではインストゥルメントの進化や手術の低侵襲化により、2013年からは側方経路椎体間固定術がその低侵襲性や利便性により急速に普及し、2018年には頚椎の人工椎間板置換術が本邦に導入されています。これまでのALASの発展は、ALASに携わってきたすべての先生方の情熱、努力ならびに啓発活動の賜物であると考えます。

そのような時代の流れの中で、今回の学会のテーマは「検証-Validation-」としました。今後のALASの輝ける未来のために、本会では従来のALASやMIS-ALASの有効性や安全性について改めて検証したいと考えています。また、協賛企業へ感謝の意を込めて、協賛企業の会場の自由な出入りを許可します。ご参加される先生方には是非とも本会の趣旨へご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。

2017年に新たに開講された国際医療福祉大学医学部整形外科学教室が、本学会を担当させて頂くことは大変に名誉なことであります。本会がご参加の皆様にとって有意義な1日になるよう、準備委員会スタッフ一同、その運営に努めて参ります。先生方のご参加を心よりお待ち申し上げております。

2020年10月吉日

会長 石井 賢

(国際医療福祉大学医学部整形外科学主任教授)

副会長 船尾 陽生

(国際医療福祉大学医学部整形外科学准教授)